「変容∞」への力

人には、様々なタイプ、志向、傾向、スタイルがあり、
それぞれが多様な価値観、評価軸などを持っています。

「変容∞」への力となる「駆動の型」も同様です。
「駆動の型」には、「前輪駆動」と「後輪駆動」があります。

◆前輪が持っている力:ヴィジョン力(希望する未来を描く力)
◆後輪が持っている力:プロセス力(手元や足元から過程を組む力)

この二つがしっかりと噛み合い、能力として発揮されていると、高パフォーマンスを生みます。力を効果的に伸ばすためにも、この「駆動の型」という概念は必須です。

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〇〇したがる脳

この本を読んだとき、「〇〇したがる傾向」はさまざまだなぁと再確認しました。
嘆きたがる人、冒険したがる人、群れたがる人・・・。

でも、その人にとっては、どれも整合性や合理性のあることなのだと思うのです。
他ならぬ、その人の脳がそうしたがっているのだから。

あなたは「何をしたがる脳」を持っていますか?
それをうまく活用できていますか?

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ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則

パフォーマンスの高いチームと低いチームについて調べたところ、チームメンバーの「ポジティブ感情」と「ネガティブ感情」の比率が「3:1」の場合、最も生産性が高いという研究結果が出たそうです。

ここで言う「ポジティブ感情」とは・・・

・喜び(Joy)期待以上にうまくいっている
・感謝(Gratitude)与えられた何かについてその価値を認めている
・安らぎ(Serenity)今の瞬間の感覚に意識が集中し、これをゆっくり味わっていたい、もっとこういう感覚をしょっちゅう味わいたいと思う
・興味(Interest)新しいものごとに関心を抱き、謎を突き止めたい気持ちに突き動かされる
・希望(Hope)絶望的な状況のなかで、「最悪の事態を恐れながら、よりよい状況を望む」感情
・誇り(Pride)自分の努力と能力を投じて何かがうまくできた
・愉快(Amusement)驚きや不調和から引き出された笑い
・鼓舞される感情(Inspiration)奮い立つような感情がわいて、意識はくぎ付けになり、心が熱くなる
・畏敬(Awe)自分が何か偉大なものの一部であると感じる
・愛(Love)上記のポジティブ感情のすべてを含んでその上に位置する感情

「ネガティブ感情」とは・・・
怒り・苛立ち・屈辱・軽蔑・嫌悪・恥・罪・憎しみ・悲しみ・落胆・恐怖・重圧感など。

様々な感情がありますが、わたしたちはそれらを日々どれくらいの比率で感じているでしょうか?
著者のサイトには、感情を数値化するためのアセスメントが用意されています。
http://www.positivityratio.com/single.php

ネガティブ感情を否定するのではなく、ポジティブ感情をより多く感じるようにすることで、「うまくいく」可能性を上げようという提案です。

ポジティブ心理学は、その知識とスキルの活用で、自身の持つリソースをよりパワフルに引き出すことができます。

ペンシルベニア大学のサイトも併せて紹介しておきます。(日本語によるアセスメントも多く用意されています。)

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自分に丸を付ける

自分以外の誰かに認めてもらおう、褒めてもらおうとすると、
自分の物差しで生きることは難しくなるのでは、と思います。

そのために、何かを我慢したり、嫌々やったりすることを自分に強いると、報われなさも増大するのではないでしょうか。

自分がやりたいと思うことを、自然にやる。それを自分に許すと、結果はともかく、納得度は高いものになるでしょう。

自分にとって大切な物差しが何なのかを自分で選ぶと、 自身の行動やその結果に丸を付けることは、ある意味で容易になります。 少なくとも、誰かに丸をもらうために右往左往する必要はなくなるでしょう。

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問いの傾向

ピンチの時に、その人の強み(思考や行動のパターン)は、より明確に表れると言います。

・「何をすればいい?」「何があれば?」「何を作れば?」など、【WHAT】の質問で切り抜けようとする人。

・「誰に聞けばいいだろう?」「誰を連れて来ればいいかな?」と、【WHO】の質問が頭を駆け巡る人。

・「いつやるべき?」「タイミングは今なのか?待ったほうがいいのか?」、「場所はどこがいい?」「どこでやると効果的?」という【WHEN/WHERE】の質問で解決しようとする人。

・「どのように解決しよう?」「いいやり方は?」と、【HOW】の質問で解決しようとする人。

自分の持っている問いのパターンを知り、バリエーションを増やすことができれば、イザという時にも「自動的な反応」だけではなく「対応」できる可能性が高まりますね。

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もし五輪に出場するとしたら?

冬の五輪でも、夏の五輪でも、構いません。
あなたは、どの競技に出たいと思いますか?
また、その理由は何ですか?

その答えには、
価値観やニーズ、好みなど、様々なものが映ります。

競技によって、必要なコンピテンシーは違います。
野球とサッカーの違いを思い浮かべると、わかりやすいのではないでしょうか。

記録や採点によって順位が決まるもの、
ボディコンタクトがあるもの・ないもの。

時間や空間にどのような制限があり、勝敗の鍵となるのは何なのか。
競技によって、心身の活用の方法や形が違います。

ただし、どんな競技であっても、真に戦う相手は自分。
これは、共通することでしょう。

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キュリアス・マインド

サブタイトルは、「ぼくらが科学者になったわけ」。

世界的権威の科学者たちは、どのような子ども時代を過ごしてきたのか。何に興味を持ち、何に影響を受け、どんな家庭に育ち、何を考えて成長してきたのか。ノーベル賞受賞者を含む27人のインタビューで構成されています。

この本に登場する27人の中には、14歳で大学入学という経歴を持つ人が複数いるのは事実です。でも誰もが一直線にその道を歩んでいるわけではありません。途中、ドロップアウトしたかに見える人も、その後、科学者としての道に入り直しているのです。

様々な経緯をたどる中で、共通点と言えるのは、
彼らが子どもの頃から本が好きだったこと。

わたしたち自身も自分の好奇心の行方に、
今一度、目を向けたいところです。

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パブロフの遺言は、次のような警告で締めくくられているそうです。

「科学は、その人の全人生を要求するものだということを心にとめておいてください。たとえ、あなたに命がふたつあっても足りないほどです。研究と探求に情熱を注ぎなさい。 」

科学者でなくても、胸に留めたい言葉ですね。

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